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高校三年生の春に、椎間板ヘルニヤになった。
それから、十数年もの間、毎年のように腰痛にみまわれる。 力は有り余っていた若い頃のことだ。 張り切って重いものなどを持つと、 必ずと言っていいほど腰痛がぶりかえす。 33歳の時の腰の具合は、それまでと全くことなっていた。 ある日を境に、ジリジリと腰が曲がりだしたのだ。 ほぼ直角になっていたと言って良い。 痛みは無いのだが、とにかく腰は曲がってしまい、 どんなことをしても真っ直ぐにならない。 車に座っている時などは、わからないが 深くお辞儀をしっぱなし、という姿だ。 それでもお客様の所には仕事で伺っていた。 まるで、ふざけているような格好だ。 「どうしたんですか?」 「突然、このようになってしまったのです。 痛くはないのですが、明日にでも整形外科病院に行こうと思っているんです・・・」 「それは整形に行っても、多分無理ですよ。私の経験から、そう思います」 「・・・・・・・・」 「いい所を紹介してあげましょう。だまされたと思って行ってみたらどうですか」 今の若い方をはじめ、ほとんどの方がそうだと思うが、 病院以外で病気を治そうという発想自体持ち合わせていなかった。 今でこそ、鍼灸や指圧、整体などの知識も多少はあるが、 その当時は、自分とは全く関係ない所で、 お年寄りや、骨が外れた時に行く人もある、程度の認識で、 柔道をしていた方や目の不自由な方がされている、特殊なものだと思っていた。 ましてや、 このような姿になった腰を治す、など想像もできない。 ほんとうに、あんまりにも熱心に勧められるまま、 だまされてもいいと思って、 ご紹介をいただいた一軒家の門をたたいた。 そこには、「松木(仮名)◎生院」という看板が掲げてあった。 病院の固定観念からくるイメージとは、 随分ギャップがある怪しい雰囲気だ。 前の数人の方が中へ入り、待つこと一時間と数十分。 ド~ンと大きな太鼓の音とともに、中へ招かれた。 「先生どうでしょうか?」 「これはこれは。内臓からだね」 心の中で、「腰ですよ、腰!」と言いたかった。 指を、ギュ~ンとお腹へ押し込んでくる。 不思議なことに、その指がだんだん熱く感じる。 「うつぶせになってください」 尺取虫のような腰でうつぶせになれないので、横向きになった。 なんか、いろいろされているようなのだが、 神経が麻痺しているのか何も感じない。 最後に、四つん這いの様な姿勢をとらされ、尻を蹴られた。 そして、座りなおして首をグギっだ。 ちょっとだが、腰の角度が戻っていた。 「とりあえずは、後二日ほどで腰は戻ります。 しかし、それは氷山の一角だから都合二十日は通ってください」 その通りに、二日で腰は真っ直ぐに戻ったが、 言われるままに二十日通った。 保険は効かず、当時は一回3千円だった。二十日で6万円かかった。 費用はかかるが効果は確かだ。 目が覚めた。 これからも腰痛はあるだろうから、 技術をなんとか教えてもらえないだろうか、と思った。 今後も、年に6万円は、いくら効果があるといっても懐のほうが痛い。 最後の日に、その旨を申し出ると、 東京の◎田に「◎生術」の学校があると教えてもらった。 三年間通学しなければならない。 時間的にも経済的にも距離的にも無理だ。 あきらめた。 どのみち学校に行ったところで、 すぐに一人前になれるわけでもない。 後に知ったことだが、 「◎生術」も施術者によって随分やり方もちがうことがわかった。 卒業してからが、大変なのは、どの療術でも同じことだ。 しかし、あきらめたとはいえ ことあるごとに、いろいろな方にその話をした。 それまで、病院、西洋医学しか知らなかったし 新鮮で驚きの体験だったからだ。 そんな時、 「もっとすごい療法があるよ。」とお聞きした。 もう充分に聞く耳はもっていた。 「金属の棒のような物の中に、線香を入れて治すんだ。 それで撫ぜると鞭打ちでも良くなるんだ」 金属の棒に線香を入れて、撫ぜると鞭打ちまで治る??? この方は、一体何を言っているんだろう。 どうかしているのではないか、とまで思った。 鍼灸でもなく、指圧でもなく、マッサージやカイロや整体でもない。 ?????聞いた事もない療法だ。 でも予感がした。 「ぜひ連れて行ってください」。 そして、 ついにイトオテルミーと出会うことになったわけだ。 師匠は、 もうその頃には誰が見てもお婆さんだった。 半ば信じられないままに施術を受け、 「これだ~~~~!」と直感した。 弟子入りをその場で許され、 その後に、 テルミーの数々の素晴らしさを知ることになる。 順序はおかしいが、 その当時の決断が、 そして師匠との出会いが、 イトオテルミーとの出会いが、 まさか、 今になって自分の命まで助けることになるとは、 まことに感慨深いものがある。 まさに縁だ。 ちなみに、 当時、良くなったのは腰痛だけではない。 小学校の高学年の頃から悩まされていた、 偏頭痛や温度差があると出てくる蕁麻疹のようなものも、 イトオテルミーに入門して、 しばらくすると、 いつの間にか良くなっていたことも付け加えておきたい。 最近では、自分が入会した時にいただいていた「要義本」はないらしい。 お若い方には、確かに読みにくいかもしれない。 実に上手くまとめられ、味わい深い本なのだが残念だ。 もっともっと前に、今の気持ちがあれば、 母をはじめ、たくさんの別れはなかったかもしれない。 無念だ。 今度こそ、何時の日か、またみんなと一緒にすごしたい。 モータウンが続くが、 The Supremesで 「Someday We'll Be Together」。一緒にいよう。 http://www.youtube.com/watch?v=8Ll-bm28UfA&feature=related 「Love Child」。 http://www.youtube.com/watch?v=e2DYcHysNsQ&feature=related
by sarno
| 2009-03-20 18:18
| イトオテルミー
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