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イトオテルミーとの出会いから
早いもので、20数年が過ぎた。 最初にイトオテルミーを紹介していただいた時は こちらも、まだ30代の前半で 身体のことや病気のことなど まだ何も知らなかった。 イトオテルミー線という線香を燃やし 冷温器という金属の筒に入れ 患部及び全身を温熱刺激するという。 むち打ちや腰痛はおろか 何にでも効果があるという。 紹介していただいた方には失礼だが 何を馬鹿なことを言っているんだろう、と思った。 そんな、線香なんかで治るという理由がわからなかった。 わけのわからないままに 弟子にしてもらい修行に入ったわけだが、 その理論的根拠や 当然の帰結としての効果が理解できるまで やはり数年かかった。 温熱による効果。 冷温器先端孔から120度の熱が出ている。 光線による効果。 イトオテルミー線の燃焼時に遠赤外線を発する。 器械的効果。 冷温器による物理的効果。 化学的効果。 イトオテルミー線燃焼時の煙により燻蒸、及び芳香を発する。 この四つの効果を マッサージのように体表面を摩擦したり お灸やハリのように点擦したりして 最大限引き出していく。 ここまでが基礎の基礎の段階。 では、どこを、どのように、どうやって、どの程度、どのくらいの期間、 施術すれば治るのか? 当初は、ご予約をいただき施術前に まず、病気や怪我の方の様子を 家庭用の医学要覧などで頭に叩き込んでおく。 師から教えていただいたノート、資料や原著を見直す。 東洋医学書で経絡やツボの目処をつけておく。 施術方針をあらかじめ何通りか立ててから 初めて患者とお会いするという状態だった。 お会いしてから問診、身体の観察。 それから施術という手順だ。 同じ病気や症状でも人により 施術ポイントにかなりの差異があることに気がつく。 また同じ方の状態がどんどん変化するにしたがって 施術ポイントも変化していくこともわかってくる。 施術経験が増えていくと 施術前の準備も手間がかからなくなってくる。 イトオテルミーそのものが保有している 施術効果は抜群である。 しかし、実はここまできても、まだまだやっと基礎の段階だ。 まだイトオテルミーのすごさを物語る入り口にすぎない。 もう10年近く前になるが 友人が上咽頭がんになった。 すでに、右の首の付け根にあるリンパに転移し腫上っている。 放射線治療と抗がん剤でやせ細り、また弱りきっていた。 親戚や友人が最期の見舞いに頻繁に訪れていた。 もう最期かもしれないということで 彼は抗がん剤も拒否し毎週土曜日曜と帰宅していた。 他の友人たちに後押しされ イトオテルミーを施術することになった。 すべての経験や知識を総動員して伺った。 我々の支部では、基本的にスコープは使用しない。 五本のイトオテルミー線を見ながら施術する、いわゆる吹きつけ法をする。 その時に初めての体験をした。 ちょうど乳頭と乳頭との真ん中、「壇中」の上に吹きつけようとすると イトオテルミー線が突然点火するのだ。 そこから外し、炎を吹き消して、もう一度「壇中」へ吹き付ける。 何度やっても同じくまた炎があがる。 そうか。ここに熱を集中的に入れればいいのか、と思った。 その一月後の首のリンパ摘出手術まで イトオテルミー施術時には毎回、同じことが続いた。 結局、上咽頭のほうは手術をせずに退院した。 放射線が効いたのか、抗がん剤が効いたのか、 イトオテルミーが効いたのかはわからない。 しかし、友人は今でも再発せずに元気だ。 この時を境にして同様なことがたびたび起こるようになった。 冷温器に関しても はっきりと、イトオテルミー線の燃え方に差異が出ていることがわかった。 そここそが施術ポイントだ。 不思議で驚くような経験をすることができるようになる。 祈りをこめて 無心に施術すれば あとは、どこを施術すれば良いのか イトテルミー線そのものが教えてくれる。 イトオテルミーの不思議である。 イトオテルミーおそるべしだ。
by sarno
| 2008-03-11 14:07
| イトオテルミー
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