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自分が当の肺がん患者の上、
医師でもないのに言うのも、おこがましいが、 まず、がんは治らないと認識することが重要だ。 しかし、治らないからといって、 悲観するものでもない。 今、すぐ逝くとは限らないからだ。 現に自分は、 余命三ヶ月から半年と宣告されて、 すでに四年と五ヶ月がすぎた。 今、がんで闘病生活を送られている方には、 酷だが、まず真っ直ぐに現実を見据えなければならない。 この表は、土佐清水病院の院長、丹羽博士の近著、 がん治療「究極の選択」(講談社) から抜粋させてもらったものだ。 ご覧の様に、自分の場合、 非小細胞肺がんなので、この表では「4」に入る。 手術不能、すでに放射線照射も限度まで完了している。 残された治療は、抗がん剤投与しかないのだが、 「短期間しか延命しない固形がん」とされている。 この表で「4」「5」に分類されているがんでも、 ものすごい早期発見で、転移前に手術で完全に取り除けた場合は、 例外となるのだが、そう運がいいとは限らない。 丹羽博士によると、 「上の方のがんは、体の中心部からはずれているがんだから、 早めに手術をすれば大抵治る。 しかし、4番5番のがんは、血液の流れのまっただ中にあるから、 早期に発見して取り去っても、取りきれず、 血液に乗って流れて転移してしまう。 そうなると抗がん剤も放射線も、何をやっても延命効果はない。 たとえ、がん細胞が一瞬小さくなっても、絶対にアウトなんです。 がんというのは必ず大きくなる。 それが大きくならないで横ばいで5年、10年生きられたら、 ものすごい大成功なんだ。 ありがたいことなんだ。 ゼロになることなんかまあない。 ・・・・・・・・・・。」 自分が肺がんなだけに、 あまり知りたくはない資料だが、 おおむね間違いないところだ。 ながい入院生活で、その事実をこの目で見てきた。 がんの患者、同志で、 現在も生きている方は、数人しかいない。 肺がんに関しては、同じ病院で生き延びているのは自分だけだ。 他のがんも、ほぼ同様だが、 同じ病院では、 例外的に肝臓がんの方が数人生き残っている。 他の病院に入院している方の例では、 小細胞肺がんで、肝臓まで転移しながら、 抗がん剤投与の効果もあり、 現在もバリバリ仕事に復帰している友人がいる。 もう既に、二年程になると思う。 彼は、自宅で、 イトオテルミー療法を併用している。 彼の場合は、初診時に第四段階、末期がんだった。 今でも、自宅でのイトオテルミー療法は休みなしだ。 もう一人、この表で言えば「4」の腎臓がんの友人もいる。 彼は、手術で右の腎臓を摘出している。 術後、数ヶ月で足の付け根のリンパへの転移で再手術。 その後、一週間に一度のイトオテルミー施術を、欠かすことなく受けている。 二年が経過したが、今のところ転移は見られない。 おそらくだが、 自分も含めて、このままイトオテルミー療法を続けていれば、 まだまだ生きていけると思う。 彼等二人は、ともかくとして、 自分は、まだ大きいがんが、ど~んと居座っているのでわかりやすい。 問題は彼らが治ったと勘違いすることがないか、ということだ。 「がんは治らない」。 この認識を持って、 イトオテルミー療法をはじめ、 自己免疫力・治癒力の強化を怠りなくすることが、最も重要だ。 そうすれば、 果てしなく大きな希望、 「例外」が期待できると思う。 しかし、 イトオテルミー療法といえども、 医療で見放された、 末期がんで、完全な手遅れの方を救うことは難しい。 例外は例外として過剰な期待をしてはならない。 自分も、それで随分とつらい思いを繰り返してきた。 期待が裏切られることも多いのだ。 ただし、これだけは言える。 がん患者にとっては、 「希望」と 「愛情」と 「癒し」と イトオテルミー療法によって、 類まれな安心感と安らぎを感じていただくことが出来るのだ。 イトオテルミー療法は、 本部の指導指針で禁忌となっているが、 家族は特別のはずだ。 そして、 すっかり治ったと信じておられる、 がんの手術後の方も、 その時点では、もう、がん患者ではない。 しかし、実は治ることのない「がん」。 気を緩める時、それは病魔の罠だ。 全国のイトオテルミーの仲間と共に、 病魔・がんに立ち向かっていきたいと思う。 こんな時は、明るい曲でいくのが普通だが、 生来のへそ曲がり。 逃げずに真っ直ぐいったほうがいい。 どうということはない。映画のことだ。 「死刑台のエレベーター」。 ヌーベルバーグだ。 マイルス・デビスだ。 ジャンヌ・モローだ。 http://www.youtube.com/watch?v=aImcvNpiFew 「太陽がいっぱい」。 モーリス・ロネついでだが、 ドロンがいい。 http://www.youtube.com/watch?v=cpNSsvSmBpo&NR=1
by sarno
| 2009-05-10 20:50
| イトオテルミー
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