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ついこの前のことじゃん、ということも
実は一昔も二昔も時が経っている。 夕刊スポーツ紙で 杉本彩という女優が「JOHNEN 定の愛」(東映ビデオ)で 「阿部定」を演じた、という記事を読んだ。 なぁ~んだ。ついこの前にもあったじゃん。パクリだな、と思った。 「愛のコリーダ」。たしか大島渚監督だった。 念のために調べてみると、1976年の映画だった。 もう30年も経っている。 パクリと言えるような年月ではない。 そもそも、この映画は昭和11年の阿部定事件を題材にしている。 月日の経つのは、ほんとうに早い。 「朝まで生テレビ」という田原総一郎の番組に 大島渚監督はレギュラー出演していた。 同じく小田実と野坂昭如もいた。 すでに一昔も二昔も前のことだ。 小田実といえば、 まだ自分が学生だったころ 叔母の家で「何でも見てやろう」という本を見つけた。 一日一ドルでの世界貧乏旅行の話だ。 ベ平連。ベトナムに平和を市民連合だったか、活動家でもあった。 毎週末に新宿駅の西口で、ギターを持った若者が集まり、 岡林信康の「友よ~」とか、みんなで歌っているのを見た。 ベ平連の連中が中心だったと記憶している。 野坂昭如も 代表作は直木賞の「ほたるの墓」や「アメリカひじき」と言われているが、 自分としては、「エロ事師たち」のほうが好きだ。 「ほたるの墓」も、その内容といい、テーマといい、感動的だし、 何よりも題名が素晴らしいが、 「エロ事師たち」の、関西弁での饒舌ともいえる文体や、 その題材が、当時としては衝撃的だった。 「なにいうとねんやろ、もうちょいどないかならんか」、、、。 「人間生きる楽しみいうたら食うこととこれや。、、」、、、。 主人公のスブやんというキャラが凄い。 ほぼ同時期に、 極端とも言える、全く違うタイプの小説を書いていたのだから、恐れ入る。 サングラスをいつもかけていて、 「女は人類ではない。」とか言って、大騒ぎになった。 この三人が出演しなくなって、 「朝まで生テレビ」も見る気がしなくなった。 彼ら三人も、意気のいい若者時代から壮年期に入り、そして老年期に。 すでに小田実は亡くなっている。 若き大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」に、 ビートたけしが出演していなかったら? なんて言っても仕方がないが、 すでに、北野武は昔のビートたけしではない。 今や、映画界になくてはならない存在感を持っている。 「THe time they are a changin’」のアルバムも 発表されてから、すでに40数年の歳月が流れている。 ふてくされたようなディランの顔のアップが印象的だった。 ディランも1941年生まれだから すでに70前になってしまった。 あの娘が好きだ、と胸がときめいた。 あの娘に微笑まれるだけで、この世のすべてが幸せだった。 あの娘に好かれるためには、何でもできた。 本気で命まで捧げてもいいと思った。 政治?経済?んなものどうでも良かった。 歳もとっていく。 時代も変わる。 それでもどこかで 少年時代の気持ちだけはとっておきたいと思う。
by sarno
| 2008-06-22 16:57
| 日々雑感
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