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それにしても、周りの同志たちが次々に、どんどん亡くなっていく。
入院している病棟は、がん患者ばかりではないのだが、 人が次々に亡くなっていく様は、まるで、がん病棟にいるようだ。 直接の関係はないが、 ソルゼニーツェンの「がん病棟」にでてくる、 がんの妙薬「チャーガ」は、ビワの葉とハトムギのお茶に混ぜて飲んでいる。 小説とちがい、今では誰でも、すぐに安価で手に入るようになった。 そういえば、がんからくる強烈な痛みも、 2003年に開発された非モルヒネ系麻薬のオキシコンチンを服用しているおかげで、 昔のように、もがき苦しむようなこともない。 いい時代に、がんになったのだと思う。 しかし、同志たちが 次々に逝ってしまうのだけは、 いつものこととはいえ、しばらくは、やりきれない気分だ。 「カーゾン・ブレイスの怪」と言われ 「墓地で聞こえる口笛の部屋」がロンドンにあるらしい。 ママス・アンド・パパスのメンバーの一人や ザ・フーのキース・ムーンが死んだ部屋だ。 まあ、そんなことを言えば、 今、入院している部屋などは、 口笛どころか、耳を澄ませば、 大合唱やオーケストラもんかもしれない。 その「墓地で聞こえる口笛の部屋」に、 Harry Nilssonも一時住んでいたという。 彼も50代の前半ですでに亡くなっている。 彼の大ヒット曲 「Without You」は もともとバッド・フィンガーの曲だが、 バッド・フィンガーのメンバーも 何故か、次々に首吊り自殺などで亡くなっている。 Nilssonには、不吉の風がふいていた。 そんな不吉な風も、 今では陽気で美しい歌姫、 マライア・ケァリーのおかげで、 どこかに吹っ飛んだみたいだ。 ただし、この 「Without You」だけは、 入院生活の同志や 一足先に逝ってしまった友人、 そしてNilssonへの 鎮魂歌として、 Nilssonで聴きたい。 もはや、不吉の風は吹っ飛んだ。 成仏してほしい。 先にいって楽しんでおいてくれ、だ。 http://jp.youtube.com/watch?v=sZ2eEQ1fV7A&feature=related 今日の夜は忘れない。 去っていく君の顔も。 そういう風に事は進むのだと思う。
by sarno
| 2008-07-18 18:33
| 入院生活
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