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![]() 学んでいなければ何も始まらないが、 学んだからと言って創造的な物や事ができるものでもない。 医師として医療に没頭し、 鍼灸など東洋医学も学び、実践していたからと言って、 今、自分が多大なる恩恵を賜っているイトオテルミー療法なるものを、 誰もが考えつき、創りあげられるものではない。 イトオテルミー療法の創見者伊藤金逸博士は医師だ。 それなのに、何故、療法の創見にあたり、 宗教家でもないのに、95日にもわたる断食をされたのか。 学んで学んで、 技術であれば、磨いて磨いて、 それだけでは、新しい何かはうまれてこない。 そこに、インスピレーションがなければならないのだ。 インスピレーション。 ・創造的作業の過程などに、突然ひらめく考え。何かをやろうという気持ちを起こさせる力。 ・霊感 学んで学んで、磨いて磨いて、学んで学んで、磨いて磨いて、 どこまで行っても、おそらく行き着く先はなく、明るい陽射しを浴びることもない。 総てとは言えないが、 今は、インスピレーションをもっと大事にしていきたい。 特に、最近、 歳のせいか、病気のせいか、 なんて言い訳がましいが、 すべてを小器用小賢しくこなそうとしているのではないか、と感じることがある。 これでは何もうまれない。 まだまだ、これからだ。 ![]() 9月に入って64回目の化学治療のための入院を前に、 先日ブログのコメントでご紹介いただいた「高島野十郎」氏の絵と生き方に感銘を受けた。 まったく、まだまだ、これからだ。 高島野十郎(ウイキペディアより抜粋) 高島 野十郎(たかしま やじゅうろう、 1890年〈明治23年〉8月6日 - 1975年〈昭和50年〉9月17日)、 大正 - 昭和の画家。独学で絵の道に入り、透徹した精神性でひたすら写実を追求。 終生家族を持たず、 画壇とも一切関わらず隠者のような孤高の人生を送った。 仏心厚く、臨済宗から真言宗に親しみ、空海の「秘密曼陀羅十住心論」を座右の銘とした。 枕元にあった遺稿「ノート」によると、 「生まれたときから散々に染め込まれた思想や習慣を洗ひ落とせば落とす程写実は深くなる。 写実の遂及とは何もかも洗ひ落として生まれる前の裸になる事、その事である」と 深い精神性を湛えた独特の写実観を示している。 「花も散り世はこともなくひたすらにたゞあかあかと陽は照りてあり」と 「ノート」最終頁に綴られていたという。 何度聴いても素晴らしい。 すごい連中。 何をいまさら。でも。 :絵は「蝋燭」「雨 法隆寺塔」ともに高島野十郎氏 「ありがとうございます。」 ブログ中に転載・リンクをさせていただいた皆様、ありがとうございます。 ![]() ご質問やご相談はメールで下記アドレスへお気軽に。 sarnokun@gmail.com sarnokunn@yahoo.co.jp ▲
by sarno
| 2012-08-30 21:36
| 日々雑感
お盆前の8月11日に、
自分の所属する倉敷林支部の講習会が、 イトオテルミー副学院長伊藤康久先生をお迎えして開催された。 伊藤康久先生は、 イトオテルミー療法の創見者である伊藤金逸博士のお孫さんであり、 現会長の伊藤元明先生の弟でもある。 幼少時から、イトオテルミー療法創見者の伊藤金逸博士から薫陶を受けられていた。 今回の講習会では、 自分にとって新たなる転機となる教えをいただいた。 イトオテルミーとの出会いとなった故林ユキエ師匠への弟子入りが、 イトオテルミー療法の修行の始まりだ。 あれから、30年近くの月日が過ぎた。 まだ、自分も若く、 教えのすべてが、それまでの狭い常識を覆してくれた。 人生で最初の転機だ。 二回目の転機は、8年半前の母の死からだ。 K総合病院で診察をしていただいた時には、すでに手遅れだった。 それでも、まだあきらめず全力をつくしたつもりだったが、 あまりにも無力であり非力、母につらい思いをさせただけだった。 当時、年中無休で地域医療に情熱を燃やし、 民間療法にもご理解のあるT病院の物理療法室に、 週2日イトオテルミー療法で勤務させていただいていた。 T病院長に、 「イトオテルミー療法の卒業試験のつもりで頑張っています。」などと嘯いていた。 K総合病院では化学治療を拒否。 亡くなる数日前まで、激痛に苦しむ母への麻薬系鎮痛剤も拒んでいた。 助かる。助ける。と信じていたからだ。 母が亡くなった後、心のもって行き場がなくなり長文の手紙を母宛にしたため、 墓前で焼却した。 しかし、後悔と反省の日々が続いた。 「卒業試験どころか入学試験じゃないか。」 すべてやり直しだ、と思った。 心機一転する代償はあまりにも大きかった。 母の死から丁度1年後、 ようやく立ち直りかけてきた時に、 今度は、自分が非小細胞肺がん、しかも末期との診断を受けた。 余命半年、しばらくは頭の中が真っ白になった。 三回目の心機一転する時がきた。 自分が患者だ、今度は自分の命を懸けての、それこそ千載一遇の機会だ。 母の時の反省から、化学治療や放射線治療も積極的に受け入れることにした。 鎮痛剤の麻薬治療も激痛を忘れさせてくれた。 問題は副作用だが、これこそイトオテルミー療法の真骨頂だ。 33回の放射線治療、 現在63回の化学治療、 麻薬系鎮痛剤を常用して7年半。 余命半年から7年半の生存は、医療の力を中心に、 イトオテルミー療法を毎日欠かさずにできた事に他ならない。 長い年月にわたる卒業試験だが、 自分では自信もついてくるし、 すべてが順風だと、またもや驕りかけていた。 8月11日の伊藤康久先生の講義は、 とても大きな衝撃があった。 自分で勝手に、これがベストだと信じていたことが根底から崩れ去った。 「まさかとは思いますが、バーナーなどでイトオテルミー線を着火している方はいないでしょうね。」 自分におっしゃっている、と思った。 故林師匠が、 「がんには大量の輸熱が必要です。」とおっしゃっていたことを、 自分なりに解釈し、 数十本の残線を一時にバーナーで着火していたのだ。 「テルミー線は蝋燭で火をつけるから効くのです。」 蝋燭の火で燃やすから、言い換えれば、 蝋燭の火で燃やすように創られているのだ。 蝋燭以外、たとえばバーナーなどでは火力が強すぎて、 肝心の成分が破壊されてしまう、とのことだった。 そういえば、 故林師匠は大量輸熱の時も、 テルミー線を輪ゴムで括って蝋燭を使っておられた。 四回目の心機一転。 おそらくは、これが最後の機会だろう。 振り出しに戻り、もう一度総括。 やり直すことが出来る幸運に感謝したい。 ありがとうございます。 イトオテルミーは科学的だが、神秘的でもある。 自分は、そこが好きだ。 お盆には東京、横浜、徳島、ロンドンなどから、 幼馴染をはじめ学生時代の友人たちが、 見舞いに来てくれた。 楽しかった。最高だった。 同じ音楽を聴き、同じ映画を観て、 同じようなことで笑ったり、怒ったり、泣いたりしてきた仲間だ。 ありがとう。 最初に教えてくれたのはashura君だ。 ほかのこともね。 今やワインセラーをいくつも持っているHK君の好きな曲。 もちろん自分も。 「ありがとうございます。」 ブログ中に転載・リンクをさせていただいた皆様、ありがとうございます。 ![]() ご質問やご相談はメールで下記アドレスへお気軽に。 sarnokun@gmail.com sarnokunn@yahoo.co.jp ▲
by sarno
| 2012-08-21 21:05
| イトオテルミー
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